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タイトル

2017-06-28

IDbasic1.pdf ■授業のスケジュール
09/09 休講
09/16 課題説明、講義:企業、商品開発、組織とCI,VI,PI−デザインの広がりと役割、機能−
09/30 事例研究、講義、演習(事例収集)
10/07 デザイニング、デザイナー研究(外部講師)丹青社ひとづくりプロジェクト
10/21 CI-VI-PIの統合化研究
10/28 事例研究とイメージマップによる企業のCI分析−商品イメージから見る企業のCIポジショニング−(課題1)発表
11/04 個人演習ワークによるテーマおよび課題設定(各自テーマによるCIツリーの制作
11/11 ショールーム見学*出席確認をして下さい
11/18 個人ワーク、CIツリー制作
11/25 個人ワーク、CIツリー制作
12/02 個人ワーク、CIツリー企業2社提出(A3出力:縦、横自由)PDFデータ提出
    授業開始よりテーブルにA3、2枚を並べて置いてください。全体講評、個別講評を授業時間内で行います。
    適宜、本サイトで追加講評していきます。
12/09 個人ワーク、企画・コンセプトワーク(パッケージデザイン)
12/16 個人ワーク、企画・コンセプトワーク(パッケージデザイン)
01/13 パッケージデザイン提出(ID基礎演習のこれまでの課題をまとめたポートフォリオ提出)
    *一週間後返却(研究室前に置くので必ず持ち帰ること)

本日、12月7日(月)のアメリカ、ロードアイランド造形大学の講演案内をしました。これはID基礎演習初回休講をこの講演に振り替えます。出席を取ります。但し、月曜日同時間帯に授業が入っている人は出欠は要りません。

従来のCI(Corporate Identity)の概念および機能を拡大させたものである。これまでの製造企業は、モノやサービスを生み出し、経済的・文化的な貢献と生活者への貢献を果たしてきたが、「企業活動におけるデザインの役割」を挙げるならば、80年代に盛んに展開されたCIがあった。CIは、企業理念を目に見えるかたちで表現するVI(ビジュアル・アイデンテティ)と製品で表現するPI(プロダクト・アイデンテティ)を含むが、ここでは、CI-VI-PIの統合化を学ぶ。つまり、企業理念をいかに生活者にアピールし理解してもらえるか、単に企業イメージのアップのためだけでなく、企業活動のコミュニケーション手段として、また企業戦略の具体的な手法としても取り組んでいきたい。

CIとVI、PIが強固に結びついて、世界観を表現しているのがブランドと言える。ブランド価値イコール企業価値と言ってよいほど強力なパワーを持っている。ファッションの世界ではさらに強力な企業の武器と言える。その世界観の中には美意識や時代の価値観、ライフスタイル観などが含まれている。

■イメージマップによる企業CIの分析
ここで用いる分析手法はイメージマップです。X軸(横軸)Y軸(縦軸)に企業イメージを分類するためのイメージのキーワードを左右(X軸)上下(縦軸)に配置します。企業イメージを分類する言葉として、「アドバンス−コンサバティブ」、「メジャー−マイナー」、「ニッチ−マス」、「トレンディ−コンサバティブ」、「プレミアーヤング」、「アメーバー−スタンダード:画一」あるが、X軸(横軸)Y軸(縦軸)には性質の異なるキーワードを設定する。

■イメージマップからクラスター化への展開
イメージマップによる企業のCIのイメージプロットから、さらに細かく分類することによって、より企業の特徴や今後の方向性を検討することができる。イメージマップでは企業イメージの傾向は分かるが、企業間の比較や対極的な企業イメージをキャッチすることができる。クラスター化とは異なる性質が混ざり合う集団から性質が同じものを分類する方法です。厳密な意味ではこの作業をクラスター分析と称するものではありません。あくまでもクラスター化でイメージが近いもの同士を集め小グループに分類したものです。この作業を各グループで行っていきます。

■発表と提出
10月28日(水)は授業初めから発表を行います。各チームは2種類のCIマップを発表できるように準備します。提出はA3プリントとデータです。データはイラストレーターファイルをPDFに変換したものを提出してください。

■プレゼンテーション(発表)内容
1グループ10分〜15分を目標に発表を行います。内容は①その業種を選んだ理由、と業種説明(家電・情報機器を選んだとするとなぜ選んだのかを説明)、②X軸、Y軸の用語の説明(なぜその言葉を選んだのかを説明)、③イメージマップの全他的な傾向と特徴、④小分類(クラスター化)の説明、以上の内容を分かりやすく簡潔に述べてください。

■講評補足
企業のイメージマップ及びクラスター化はX軸Y軸に設定したイメージキーワードによるイメージの相対化を図るものです。下記のイメージマップは企業に対応するユーザー層の分類を図ったものです。円グラフ化しユーザー層をブロックしたユニークなマップです。文字の大きさによってそれぞれのユーザー層に対する寄与度を表現しているところもユニークな可視化です。このマップではイメージの相対化は難しいので二つ目のマップによって相対化を図る事ができ、企業間とターゲット間(X軸とY軸)の関係についてさまざまな分析ののアプローチができる図になったことは良い点です。因みにX軸(家族→family、商売→business)Y軸(趣味→hobby、大衆→general)という用語に変換するとイメージのニュアンスも少し変化すると思います。
map1.pdf
mapp2.pdf

CIツリー(ダイヤグラム)の制作

2017-06-28

CI(Corporate Identity)はその企業らしさ、企業の存立意味、企業イメージ等、一言で言うのは難しい。その企業が存立し発展していくためには何を必要としますか。資本(お金)でしょうか、最先端の製造設備でしょうか、営業力でしょうか。もちろん、これら「人、もの、金」経営資源の3要素言われているので、これなくして企業は発展していかないでしょう。問題はこれらの経営資源をどのようにデザインの目でマネジメントしていけばよいのかがデザインマネジメントでは重要となってきます。

CIツリー作成の目的は企業の多面的で複雑な活動を関係づけながらヴィジュアルに捉えることにある。最終的な商品のデザインは「企業理念やヴィジョン」、「技術力」、「市場性」、「商品ブランド」、「ターゲット」、「競合商品との差別化」等さまざまな視点から捉えなければならない。CIツリー(ダイヤグラム)はこれらデザイン条件の関係づけ(上位概念と下位概念、企業活動の強弱(CSR:Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任、環境への取組みなど、文化活動など)とそれぞれの活動との結びつきを考察することによってその企業のデザインの捉え方、ブランド価値が見えてくる。
nakajo1.pdf
narita1.pdf
ID基礎演習D CItree airwair.pdf
ID基礎演習D CItree asics.pdf

上に示したCIツリーを見ると企業は単に製品を製造するばかりでなく、さまざまな活動を行っています。デザインとの結びつきをどのように捉えていけばよいのかを考察していきます。